絹の歴史

絹の歴史 絹は紀元前3世紀、日本には弥生時代に中国より渡る。

 江戸時代が最盛期で、明治から生糸産業が活発になるが、戦後、合成繊維(ナイロン等)の大量生産のあおりを受けて繭の生産量は減少し、国産の生糸は、わずか1%しかありません。日本で売られている絹の着物や帯の大半は、中国など外国産の繭や生糸に頼っています。生活様式が変わって着物の需要が減った上、輸入される安い生糸に押されて、衰退の一途をたどっています。

絹の特徴 絹は汗を吸ってはく、肌に近い18種のアミノ酸を含んだ糸で肌に優しい。

 老廃物を吸い上げて出し、セルシンが保湿剤として有効で、抗酸化作用、UVカットする神秘的な素材。

 弱点は弱くて、色落ちしやすく高価なこと。

養蚕の現状 「蚕からのプロジェクト」を4年前から農林水産省が立ち上げているが 養蚕家は、10年前までは15,000戸ありましたが、現在は1,500戸しか残っていなくて、後継者も難しい状況です。

 農家から製糸工場に渡り、生糸が作られるが、製糸工場は群馬と山形に2箇所しか残っていません。

 1kgの繭から300gの生糸しかできず、群馬の生糸工場の年収は100〜200万円しか無く、採算ラインは400万必要で、その為には、着物だけでは養蚕農家はたちいかないので、長く続けられる下着や靴下、化粧水、液体せっけん等、庶民の使える絹をめざす必要があるとのことで目下開発中であり、純国産のシルク最終製品まで作り上げ、食料品と同じように、生糸の産地まで消費者に伝わるようにして、安心感をさらに高めて行きます。

株式会社シルクカルメン社

シルクカルメン社とは? 絹の歴史
天使の絹 絹のときめき つながり

トップへ戻る